小学校の女性教員限定のプログラミング研修 NPOが実施へ

学校でのプログラミング教育を推進する「みんなのコード」と、IT分野のジェンダーギャップ解消を目指す「Waffle」は6月29日、国内で初めての、小学校の女性教員向けのプログラミング教育の教員養成プログラム「SteP」を開始すると発表した。「ITや理系は男性が選択するもの」という、学校教育における無意識の思い込みをなくす狙いがあるという。

小学校の女性教員に特化したプログラミング教育研修プログラム「SteP」(みんなのコード提供)

みんなのコードでは、小学校教員向けの「プログラミング教育指導教員養成塾」を全国各地で実施し、過去3年間でのべ2100人を超える教員が参加したが、その8割は男性教員が占めており、課題を感じていた。

そこで、女子中高生向けにIT教育を実施してきたWaffleと連携し、小学校の女性教員を対象にしたプログラミング教育の研修プログラムを提供することで、教員だけでなく、授業を受ける子どもたちのステレオタイプを取り除くのも目指すことにした。将来的には、中学校や高校の女性教員を対象にした研修プログラムの展開も視野に入れているという。

「Step by step for teacher’s programming」の略称として名付けられた「SteP」では、8月11、12日の2日間で、プログラミングの基礎知識やジェンダーによるステレオタイプについて学ぶ研修を受けた後、参加者が勤務校で授業実践を行い、3学期にその内容を共有する。

関東近郊に在住の場合は都内の会場から参加し、それ以外の地域在住の場合はオンラインでの参加も可能で、いずれも参加費は無料。参加希望者は7月30日までに、エントリーフォームから申し込む。

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