親の働く姿見て「仕事」に希望 小学生のキャリア観調査

小学5・6年生とその保護者1000組を対象にした「子供のキャリア観と親の働く姿」に関するアンケート調査の結果が、このほど発表された。父親や母親の働く姿を見たことがある児童は、そうでない児童よりも将来、働くことについてポジティブに捉えている傾向にあった。調査したのは総合人材情報サービスのアイデム。

調査結果によると、父親の仕事を「知らない」と回答した児童は15.0%、母親では9.5%いた。一方で父親の働く姿を「見たことがある」と回答した児童は41.5%、母親では49.6%に上った。

さらに、将来働くことについて尋ねたところ、「楽しみ」または「どちらかと言えば楽しみ」と肯定的に回答した児童は全体で69.7%だった。2018年に実施した同様の調査と比べ、5.3ポイント下落した。保護者の働く姿を見たことがある児童を抽出すると、父親の働く姿では73.8%、母親の働く姿では75.5%が、それぞれ肯定的に回答し、全体値よりも上回った。

また児童に、コロナ禍前後の親の仕事に対する印象の変化について質問。変化があったとの回答が多かった項目は、「家族のためにお金を稼ぐことは大変なんだと思った」(76.4%)、「思っていたよりも忙しそうだった」(61.2%)、「職場に行かないと仕事ができないんだと思った」(55.3%)――など。

保護者にもコロナ禍前後の生活の変化について質問した。「増えた」との回答が多かった項目は、「子供と話す時間」(30.6%)、「仕事からのストレス」(28.5%)、「家庭からのストレス」(23.4%)、「子供と一緒に食事をする回数」(23.1%)――などだった。

同調査は4月23日から25日にかけてインターネットで実施した。

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