富山大と金沢大が共同教員養成課程 先進的教育科目を開設

今日的な教育課題に対応する質の高い教員を養成する目的で、富山大学と金沢大学は7月2日、2022年度に共同教員養成課程を設置すると発表した。英語教育や特別支援教育、教科横断的な学びなどに対応した先進的教育科目を必修として設け、両大学の教職課程の授業をオンラインなどで受講できるようにする。

設置構想によると、小学校における教科担任制の導入や新たな教育など、学校現場の課題に対応するために、両大学が教員養成課程を共同運営することで、多様性のあるカリキュラムを学生に提供。そうした課題に対応した先進的教育科目を全ての科目区分で必修として開設する。

この先進的教育科目は、教科横断的な内容や特別支援などの個に応じた支援を目的としたもの、英語教育をはじめとする国際性を扱ったもの、両県の教育実践や課題に対応したものなどで構成される。

これに伴い、富山大学は人間発達科学部を定員85人の教育学部共同教員養成課程に再編。金沢大学では同じ定員85人の人間社会学域学校教育学類共同教員養成課程で、2年次以降、教員による両大学での同一内容の対面講義や、双方向遠隔授業システムを活用したオンライン授業を、それぞれの大学から履修できるようにする。

教員養成分野における共同教育課程の設置は、今年度から群馬大学と宇都宮大学でも始まっており、富山大学と金沢大学の構想が実現すれば2例目となる。

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