自由研究は家族で省エネに挑戦 東京ガスがHPで教材を紹介

学校がもうすぐ夏休みに入るのに合わせ、東京ガスは小学生が取り組める自由研究の教材を、同社ホームページで公開した。7月6日にメディア向けに開かれたオンライン説明会では、同社都市生活研究所の三神彩子統括研究員が、その中から省エネとエコ・クッキングのテーマを紹介。「ぜひ親子で取り組み、家族で考えるきっかけにしてほしい」と呼び掛けた。

省エネ行動への挑戦をテーマにした自由研究ワークシート(東京ガス提供)

同社では環境省の実証事業として、2017~20年度に全国の小、中、高校で省エネ教育プログラムの開発を行った。二酸化炭素の削減や省エネ行動の実践・継続に高い効果が見られたほか、これらの効果はプログラムを受けた子どもだけでなく、保護者にも好影響を与えることが分かり、こうした成果を踏まえて、自由研究に活用できる教材を作成した。

そのうちの一つである「省エネ行動へのチャレンジ」では、自宅のガスや電気、水道のメーターを毎週記録して、週ごとに省エネ行動を増やしていきながら、これらがどれくらいのエネルギーの削減に寄与するかを分析する。1週目は普段通りに生活し、2週目は給湯機やエアコンなどの機器の設定を変更。さらに3週目はシャワーの利用時間を5分以内にしたり、使っていない照明を小まめに消したりするなどの行動を意識的に行うことで、どれくらい消費エネルギーが変化するかをグラフに表して「見える化」する。

また、「エコ・クッキング」を取り上げたテーマでは、野菜をため水と流水で洗ったり、鍋にはふたをしたりするといったちょっとした調理の工夫で、どんな料理でもゴミの廃棄量や水・ガスの使用料を節約できるエコ・キッキングになると提案している。

三神統括研究員は「この自由研究はお金もかからないし、家計の節約につながる。自分の家のメーターを記録するだけでよいので簡単だ。子どもだけでやっても数字の変化は表れにくいので、ぜひ親子で取り組み、家族で考えるきっかけにしてほしい」と期待を寄せた。
同社の特設ホームページでは、この他にも食に関する化学実験なども紹介。具体的な方法やダウンロード可能なワークシートが公開されている。

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