小6が将来就きたい職業 男女共に教員がトップ3に

小6が将来就きたい職業 男女共に教員がトップ3に
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 クラレが7月9日に公表した、今年春に小学校を卒業した子どもに将来就きたい職業を尋ねた調査結果によると、男女共に教員がトップ3に入った。男子ではユーチューバーが昨年よりも大きく順位を上げて4位に入ったほか、研究者も2位となるなどの変化が見られた。

 男子は昨年に続きスポーツ選手が16.8%で1位となった。内訳では、昨年1番人気だった野球を今年はサッカーが上回り、44.7%を占めた。eスポーツも昨年より比率を伸ばして8.2%になり、テニスやバスケットボールを超える人気となった。続く2位は研究者の6.9%で、海洋生物学者や天文学者、製薬研究員など、すでにジャンルがはっきりしている回答も48.5%あった。昨年10位だった教員は3位で4.7%だったが、続く同率4位のユーチューバーとゲームクリエイター、会社員は4.3%で肉薄しており、特にユーチューバーは昨年の16位から大きく順位を上げた。

 女子では、1位が看護師の8.0%、次いで2位が教員の6.6%、3位は保育士で5.7%だった。6位に薬剤師、同率9位に医師や医療関係が入るなど、医療系の人気がうかがえる結果となった。同調査は、同社の社会貢献活動で、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに送る「ランドセルは海を越えて」キャンペーンに協力した、今年3月に小学校を卒業した男子とその保護者各506人、女子とその保護者各527人に、1月中旬から3月中旬にかけてアンケートしたものを集計した。

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