給食のパンをのどにつまらせ 新潟県佐渡市で小5児童が死亡

新潟県佐渡市教委は7月11日、給食で出たパンをのどに詰まらせて重体となっていた市立小学校5年生の男子児童が、入院先の新潟市内の病院で死亡したと発表した。12日から小学校にカウンセラーを派遣するなどして、心のケアに当たっている。

同市教委によると、事故があったのは7月7日の給食の時間。当時、教室には同級生と担任の教員がいたが、新型コロナウイルスへの感染防止対策の一環で、児童らは前を向いて静かに給食を食べるよう指導されていた。給食開始から5分が過ぎた午後0時25分ごろ、児童がパンをのどに詰まらせていることに担任が気付いた。すぐにうつぶせにして背中を叩くなどの応急措置をしたところ、少量のパンを吐き出したが、児童は意識を失ったため、0時32分に市内の病院に救急搬送された。

その後、児童は新潟市内の病院に移されたが意識は戻らず、助からなかった。

児童が喉を詰まらせたパンは、米粉を使用しており、10~12センチ四方、厚さ3~4センチの大きさで、形は異なるが同じ米粉を使ったパンが月に3回程度、給食に使われていた。

事故を受けて佐渡市教委では、全ての市立小中学校で給食の食べ方指導を行うとともに、12日から事故のあった小学校にカウンセラーを派遣。米粉のパンはこれまで通り提供する予定だが、児童の心のケアの状況も考慮するとしている。


ニュースをもっと読む >