夏の水の事故に要注意 子どもの事故防止週間で呼び掛け

子どもの事故防止週間に合わせ、消費者庁はこのほど、子どもが巻き込まれやすい水の事故をテーマに作成したポスターを公開した。間もなく夏休みを迎え、海水浴やプールなどのレジャーの機会が増えることから、注意を呼び掛けている。

子どもの事故防止週間のポスター(消費者庁HPより)

子どもの水難事故は小学生に多く、7~8月の夏期が発生しやすい傾向にある。水難事故による死者・行方不明者は、場所別でみると河川が最も多いが、夏期には海での割合も高くなる。海上保安庁の集計によると、2011~20年までの12歳未満の子どものマリンレジャーに伴う海浜事故発生状況は、遊泳中と釣り中で合わせて約8割を占めている。

特に昨年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、開設を取りやめた海水浴場では、ライフセーバーや監視員がいないため、事故が起きたときに救助が遅れてしまうことが懸念されている。

こうした状況を踏まえ、消費者庁では、大人が子どもから目を離さずに手の届く範囲で見守る「Keep Watch」を心掛け、遊泳禁止の場所や、沖に向かって発生する強い流れ(離岸流)が発生しやすい河口付近、岩場などでは入水しないようにすること、釣りや川遊びでは、滑りにくい履物やライフジャケットを身に着けることなどを求めている。

また、プールではプールサイドから飛び込んだり、遊具の下へもぐったりする危険な行為はさせないようにし、子どもの体調にも気を付けるよう呼び掛けている。

今年の子どもの事故防止週間は7月19~25日で、消費者庁ではこのほかにも、家庭の風呂などで0~1歳児の溺水事故が多いことについても注意を呼び掛けている。

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