第2弾は南極と中継 文科省、GIGA特別講座を9月開催

文科省は7月16日、GIGAスクール構想による1人1台端末を活用して南極の昭和基地と学校などをつなぐ特別講座を、9月7日午後2時から実施すると発表した。国際宇宙ステーション(ISS)とつないだ7月上旬の特別講座に続き2回目。今回の対象は主に中学生で、観測隊と直接対話する中学校を10校ほど募集するとともに、小~高や一般向けにも配信する。

講座の内容は、南極特有の自然環境を生かした実験や上空の気象観測の実演、観測に関するクイズなどで、時間はおよそ50分を見込む。

閣議後会見で南極とのGIGAスクール特別講座について説明する萩生田文科相

萩生田光一文科相は16日の閣議後会見で「南極との時差は非常に小さく、ちょうど5時間目の授業のときに向こうは朝。(南極は)オゾンホールが確認されており、地球上で気候変動の影響が顕著に現れている地域の一つでもあることから、子供たちが環境問題を自分ごととして捉えるのに適切な地域ではないか」と説明。

「子供たちの地球環境や気候変動への関心など、環境教育の動機付けの機会となることを期待している」として、「1人1台端末やネットワークを有効活用し、ぜひ多くの学校に積極的に参加いただきたい」と呼び掛けた。

また、「ブリザード(吹雪)があるらしいので、そうなってしまうと外ではとても配信ができない。その場合はどうするかなど、そうしたこともいろいろ考えている。そういうまさに生きた自然を子供たちに体験してもらう。GIGAスクールはそういうことができるんだと、楽しみを味わってもらえたらありがたい」と話した。

同省は近く、参加方法や学習内容などについて教育委員会向けに事務連絡を出す予定。

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