「学校の性教育が役立った」約6割 18歳意識調査

日本財団は7月28日、性行為をテーマにした「18歳意識調査」の結果を公表した。学校の性教育について、役立ったと回答したのは58.5%、役立っていないは41.5%と、拮抗する結果となった。

内容を巡っては、「抽象度が高い」(65.6%)、「避妊方法を具体的に知りたかった」(58.1%)、「現在抱える問題や悩みに適合していない」(52.1%)、「知っていることばかりだった」(47.5%)――などの指摘が多かった。

学校の性教育で深めてほしかった内容を尋ねたところ、「恋愛や健康な性的関係に関する知識」が40.9%で最多だった。次いで、「性的反応の仕組みや性行為に関する知識」(37.6%)、「ジェンダー平等に関する知識」(37.1%)、「性的虐待やデートレイプなど性にまつわる暴力や体の保全に関する知識」(31.6%)――など。

また17~19歳のうち、性行為の経験があると回答したのは23.6%。このうち初めて性行為をした年齢は、「17歳」が27.6%で最多だった。次いで「18歳」が24.6%、「16歳」が20.7%。15歳以下との回答も計22.2%に上った。

さらに実生活で、避妊方法に不安を感じたことがあると回答したのは69.7%を占めた。男女別では、男性が66.7%、女性が73.0%と、女性の方が不安を感じた割合が高い傾向にあった。性行為に伴う性感染症のリスクについては、「とても不安」または「やや不安」と回答したのは合わせて80.6%に上った。

また厚労省が進める、緊急避妊薬を処方箋なしで、薬局で入手できるようにする見直し案について尋ねたところ、「賛成」が71.4%と過半数を占めた。「反対」は5.5%、「わからない」は23.2%だった。

同調査は6月7日~24日に、全国の17~19歳の男女1000人を対象にインターネット経由で実施された。

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