小学生の交通事故 歩行中の事故の3分の1が登下校で発生

7月28日に警察庁が公表した今年上半期の交通死亡事故の発生状況によると、小学生の交通事故の死者・重傷者数は335人(うち死者7人)で、前年同期比で57人増加した。2016~20年の、小学生の歩行中の交通事故による死者・重傷者は2734人で、そのうちの約3分の1が登下校中に起きていた。

2016~20年の小学生の歩行中の交通事故の状況

今年上半期における小学生の交通事故の死者・重傷者数を状態別で見ると▽自動車乗車中 18人▽自転車乗用中 113人▽歩行中 202人▽その他 2人。昨年上半期は新型コロナウイルスの感染拡大による一斉休校の影響もあり、死者・重傷者数は278人と今年上半期よりも少なかったが、19年上半期の418人と比べると、今年上半期は83人減少している。

16~20年の小学生の状態別死者・重傷者を見ると、歩行中は2734人で、全体の58.3%を占める。このうち登校中の事故は294人(10.8%)、下校中の事故は614人(22.5%)だった。

学年別に見ると、最も多いのは小学2年生の914人、次いで、小学1年生の895人と、低学年ほど多い傾向にある。

また、歩行中・自転車乗用中のケースで時間帯別にみると、午後4~5時台が最も多く、次いで午後2~3時台が続くなど、放課後の時間帯に突出して発生していた。

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