【デルタ株危機】県立高校はオンライン授業 岐阜県が方針

 新型コロナウイルスの感染拡大による「まん延防止等重点措置」の対象となった岐阜県は8月19日、新型コロナウイルス感染症教育推進協議会を開き、県立高校では夏休み明けから当面の間、オンライン授業を実施し、生徒は原則として自宅で学習する方針を決めた。

 同県ではすでに県立高校に1人1台環境が整備されており、昨年の一斉休校の際にも、各高校でウェブ会議システムを使ったオンライン授業を実施している。県教委によると、今回のオンライン授業の実施期間は、感染状況を見極めながら柔軟に運用していく考えで、オンライン授業の方法はこれまでのノウハウを生かして各高校で検討する。

 オンライン授業を実施している間は、基本的に生徒は登校しないが、就職指導や不安を感じている生徒との面談などによる個別対応は認める。「まん延防止等重点措置」の対象期間である9月12日までは、部活動は原則休止、学校行事も中止または延期とする。

 一方で、小中学校については、児童生徒の実情や地域の感染状況などを踏まえ、オンライン授業以外も含め、対策の検討を要請する考え。

 県教委の担当者は「間もなく夏休みが終わろうとしている中で、このまま登校させることがいいのかという懸念があった。オンラインの活用を基本として、気を付けながら学校を始めたい」と話している。

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