【デルタ株危機】保育所の休園急増 10都道府県165カ所

 新型コロナウイルスの感染拡大で、休園を余儀なくされる保育所が急増している。厚労省が8月23日に公表した休園の状況によれば、19日午後2時時点で、園内で感染者が出たことにより全面休園している保育所は10都道府県で165カ所に上る。厚労省の担当者は「これまで示している基本的な感染対策を徹底してほしい」と話している。

臨時休園する保育所の数は急増している(出所:厚労省「保育所等における新型コロナウイルスによる休園等の状況」)

 全面休園している保育所(認可保育所、保育所型認定こども園、地域型保育事業所、へき地保育所)がある都道府県は、北海道、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、島根県、山口県、香川県の10都道府県。7月以降、国内での感染拡大に連動する形で、臨時休園数が大幅に増加した=図表=。

 これまで感染者が発生した保育所の数は累計で4229カ所、感染者数は職員4446人、利用乳幼児4491人。厚労省は4月23日の事務連絡「保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかる Q&A について(第10報)」で、日常的な感染対策や感染者が出た場合の対応などの指針を示しており、当面はこれに沿った対応を求めるという。

 また全面休所している放課後児童クラブは、19日午後2時時点で10都県(秋田県、茨城県、東京都、兵庫県、和歌山県、鳥取県、佐賀県、長崎県、熊本県、沖縄県)、19カ所となっている。

 全面休所している19カ所のうち17カ所では感染者が出たことにより、2カ所では自治体からの要請により休所している。これまで感染者が発生した放課後児童クラブの数は累計568カ所、感染者数は職員262人、利用児童は679人となっている。

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