「I’mPOSSIBLE アワード」受賞校 パラ閉会式で表彰

 9月5日のパラリンピック東京大会の閉会式で、共生社会の実現につながるパラリンピック教育を実践した学校やパラリンピアンをたたえる「I’mPOSSIBLE アワード」の表彰式が行われた。開催国最優秀賞として千葉県木更津市立清見台小学校が、開催国特別賞として千葉県立東金特別支援学校が選ばれ、代表の教員と子どもが出席し、メダルを受け取った。

 「I’mPOSSIBLE アワード」は国際パラリンピック委員会(IPC)が設立し、日本財団パラリンピックサポートセンターが支援をしているもので、IPC公認のパラリンピック教育用教材「I’mPOSSIBLE」の日本版を活用し、インクルーシブな社会づくりに貢献する活動を行った学校を表彰。2019年10月1日~20年1月31日の募集期間に、41都道府県177校から応募があり、国内選考を経てIPCによる選考委員会が受賞校を決定した。

 清見台小学校では、障害者との交流を通じてバリアフリーについて学ぶ機会を設けたり、地域に目を向けて、誰もが暮らしやすい社会にするための具体的な方法を考えたりする活動を計画的に行った。児童の自主性を引き出しながら、身近な社会のバリアフリーや共生社会について探究する実践が評価された。

 千葉県立東金特別支援学校は校内に「オリ・パラ推進隊」を結成し、子どもたちが地域の小中学校に出向き、ボッチャのルールを説明し、一緒にプレーする「オリパラ・キャラバン」を実施。地域に対してパラスポーツの魅力を伝え、子どもたちの自信につながったという。

 また、海外最優秀賞にはマラウイのリロングウェLEA小学校が輝き、パラリンピアンではザンビアの陸上選手であるラッサム・カトンゴ氏と、ポーランドのクロスカントリースキーの選手であるカタジナ・ロゴヴィエツ氏がそれぞれ表彰された。

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