小学校でのいじめ認知件数が3割増 コロナ影響か、大津市

 滋賀県大津市教委が9月17日までに取りまとめた、昨年度の市立小中学校におけるいじめの認知件数によると、小学校のいじめが前年度と比べ約3割増え、過去最多となった。特に小学校では、1、2年生で4割を占め、同市教委では、新型コロナウイルスによる一斉休校が影響している可能性もあるとみている。

 昨年度のいじめ認知件数は小学校で5232件となり、前年度と比べ34.8%増加した。中学校は1148件で、前年度比4.6%減だった。このうち、小学校では1、2年生で40.1%を占め、割合も前年度の33.1%から7.0ポイント増加した。

 小学1、2年生の具体的ないじめのケースとしては、「嫌なことを言われた」などのコミュニケーション上のトラブルが多かった。

 同市教委の担当者は「今年度の状況も見てみないと分からないが、4、5月が休校となり、十分に人間関係を築く時間が確保できなかったり、学習の遅れを取り戻そうとして授業進度が速かったりしたことが影響したことも考えられる」と話し、推移を慎重に見極めたいとしている。

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