内定取り消し136人、うち高校生20人 今年3月の新卒者

 厚労省は9月22日、今年3月に卒業した高校生や大学生のうち、内定取り消しや入社時期が延期となった生徒らの状況についての調査結果を公表した。内定取り消しにあったのは136人・37事業所に上り、うち20人が高校生だった。さらに入社時期が繰り下げとなったのは157人・14事業所で、うち47人が高校生だった。内定取り消し、入社時期の繰り下げ共に前年3月に比べて減少したものの、依然として厳しい状況が続いていることが分かった。

 同調査によると、採用内定取り消しとなった136人・37事業所のうち、124人・25事業所が新型コロナウイルス感染症の影響と考えられるものだった。

 産業別で人数が多かったのは順に、▽卸売、小売業 75人▽製造業 19人▽医療福祉 14人。取り消し理由では、「経営の悪化」が122人と最も多かった。

 内定取り消しになった生徒らの現状については、99人が就職済みだったものの、「就職活動中」が5人、「不明」が29人だった。

 また、入社時期が繰り下げとなった157人・14事業所のうち、154人・11事業所が新型コロナウイルス感染症の影響と考えられるものだった。

 産業別で人数が多かったのは順に▽運輸、郵便業 73人▽生活関連サービス、娯楽業 40人▽宿泊、飲食サービス業 31人。

 入社時期が繰り下げとなった生徒らの現状については、128人が入社済みだったものの、27人がまだ入社できていなかった。

 同調査は、厚労省が今年8月末時点の状況を調査し、取りまとめた。

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