初中局を組織改編 GIGAスクール構想の司令塔を設置

 文科省は10月1日、GIGAスクール構想の実現に向け、学校教育の情報化を進める司令塔として、初等中等教育局に学校デジタル化プロジェクトチームを設置した。初中局では、局内のあらゆる課で1人1台端末など学校のICT環境整備を前提に業務を推進するとしており、同チームは局内の総合調整機能を持つと共に、全国の教育委員会からの出向者らによる「GIGA StuDX推進チーム」を傘下に置き、各教委との連携や学校現場での端末利活用の支援を行う。チームリーダーには、板倉寛・前情報教育・外国語教育課長が就く。

学校教育の情報化に関する初中局の所掌事務

 同日付の組織改編では、初中局の情報教育・外国語教育課を廃止し、経済的に困難な状況に置かれた子どもたちへの修学支援や端末整備などを担う修学支援・教材課を新たに設置した。

 学校デジタル化プロジェクトチームは、総合調整機能のほか、教育データ利活用、ICTを活用した指導方法、教育課程としての情報教育、校務情報化、セキュリティー対策、高速通信インフラ「SINET」などを推進。局内各課や総合教育政策局教育DX推進室などと連携しながら、学校教育の情報化の司令塔役を担う=図参照。局内各課との兼務も含め、30人程度の体制となる。

 初中局初等中等教育企画課では「小中学校における児童生徒1人1台端末の整備が進んできており、学校におけるICT環境をスタンダードなものとして捉え、それを前提に初中局を挙げてGIGAスクール構想を推進する体制を整備した」と説明している。

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