10月5日は「教師の日」 保護者から教師に感謝の花束

 ユネスコが10月5日を「世界教師の日」に制定しているのにちなみ、東京都渋谷区立加計塚小学校(小山努校長、児童285人)で10月5日、教師に花束を贈るサプライズセレモニーが開催された。コロナ禍での開催のため、校長室と各教室をグーグルミートでつなぎ、代表して小山校長が花束を受け取る形になったが、画面越しに見える各教室はあたたかい空気に包まれていた。

「おやじの会」副会長の山田さんから花束を手渡された小山校長(右)

 同校ではPTAや保護者有志の会「おやじの会」の尽力により、2015年から全国で一番初めに「教師の日」のセレモニーを行い、それ以降、毎年途切れることなく開催している。昨年に引き続き、コロナ禍での開催となり、さまざまな制約があったが、前日には「おやじの会」のメンバーが集まり、慣れないラッピングに四苦八苦しながらも、教師へのかすみそうの花束を一つ一つ作り上げた。

 「おやじの会」副会長の山田俊之さんは「教師の日のセレモニーも7年目になり、サプライズ感は薄れつつあるが、毎年この時期に保護者や児童と先生方の心をつなぎ、先生へ日ごろの感謝を伝える良いきっかけとなっている。加計塚小の伝統になっていければ」と話す。

 この日は、給食前に校長室と各教室をグーグルミートでつなぎ、山田さんから小山校長に花束を贈呈。全教職員を代表して花束を受け取った小山校長は「日本で最初にこのセレモニーをやってくださり、これまで毎年続けてくださっている保護者の皆さんや子どもたちに感謝したい。コロナ禍ではあるが、みんなで楽しめる学校をつくっていきたい」と喜びを伝えた。

 主催の(一社)「教師の日」普及委員会では、教師の日に合わせて、子どもから教員に感謝の言葉を伝えたり、寄せ書きや手紙を渡したりする活動を奨励している。

 また、「教師の日」を巡っては、自民党の文部科学部会が、学制が発布された9月4日を日本の「教師の日」とするよう文科省に提言。学制発布から150周年を迎える2022年に制定する方針を示している。

あなたへのお薦め

 
特集