コロナ禍で子供の近視「増えた」52.1% 養護教諭に調査

 小中高の養護教諭を対象に実施したアンケート調査の結果がこのほど発表され、コロナ禍以前と比べ近視の児童生徒が増えているとの回答が52.1%と過半数を占めた。また、コロナ禍のオンライン授業の導入で、児童生徒が学校でデジタル機器を使用する時間が増えたとの回答は81.0%に上った。調査はジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョンケア カンパニーが行った。

コロナ禍以前と比べて児童生徒の近視が増えていると感じるか

 調査結果によると、コロナ禍以前と比べて、児童生徒の近視が増えていると感じるかについて、「そう思う」は22.6%、「ややそう思う」は29.5%と、計52.1%の養護教諭が何らかの異変を感じていた。「どちらとも言えない」は41.6%、「あまりそう思わない」は4.7%、「そう思わない」は1.6%だった。

 児童生徒の視力低下に対して、正しく矯正できない要因については(複数回答)、「児童生徒が矯正の必要性を感じていない」(59.0%)、「部活動や習い事などで眼科受診の時間がない」(43.2%)、「保護者の仕事の都合で眼科受診の時間がない」(36.1%)――などが多かった。

 またコロナ禍で、児童生徒が家庭でスマートフォンやタブレット端末などデジタル機器を使用する時間が増えたと感じるか尋ねたところ、「そう思う」が77.5%、「ややそう思う」が19.4%と、合わせて96.9%の養護教諭が増えたと感じていた。

 オンライン授業の導入などの影響で、児童生徒が学校でデジタル機器を使用する時間が増えたかについても、「そう思う」が56.3%、「ややそう思う」が24.7%と、計81.0%の養護教員が増加したと感じていた。

 さらに、デジタル機器に依存していると思われる児童生徒がいるか尋ねたところ、「そう思う」または「ややそう思う」との回答は計94.3%に上った。

 一方で、コロナ禍でデジタル機器の使用時間について、児童生徒や家庭に対する指導を強化したかの質問に、「そう思う」または「ややそう思う」と回答した養護教諭は41.6%にとどまった。

 同調査は今年5月から7月にかけて、「中学生・高校生のためのコンタクトレンズガイド」を申し込んだ小中高の養護教諭191人から集めたアンケート結果を集計した。

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