「教員免許更新制」審議まとめ案のパブコメ募集 文科省

 教員免許更新制を巡り中教審の小委員会が「発展的に解消する」という方向性を示した審議まとめ案について、文科省は10月30日までパブリックコメントを募集している。同案では、教員免許更新制に代わる新たな学びの機会の提供などが打ち出されており、寄せられた意見も踏まえて新たな教員研修制度への移行が進められる。

 教員免許更新制の抜本的な見直しを含む、教師の養成・採用・研修の在り方について検討してきた、中教審の「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会教員免許更新制小委員会は今年8月、審議まとめ案を示し、了承された。

 この中では、これからの教員は「知識伝達型」にとどまらない、地域や学校現場の課題の解決を通した学びを自律的に深めることが必要となってきていると指摘。教員が学ぶ環境を実現する方策として、教師と学校管理職などとの「対話」や、研修の受講履歴の管理、履歴を活用した受講の奨励を任命権者や学校管理職などに義務付ける法制面での整備を、文科省に求めている。

 また、学習コンテンツの質保証を行う仕組みなど「新たな教師の学びの姿」を構築することができれば、教員免許更新制が制度的に担保してきたものを代替することができるとして、「教員免許更新制を発展的に解消することを検討することが適当」との方向性を示した。

 審議まとめ案に対するパブリックコメントは、郵送・FAX・電子メールで10月30日(必着)まで受け付けている。意見募集要領などはe-GOVのウェブサイトで確認できる。

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