「出席停止」欄の名称変更可能 オンライン授業の扱いで

 新型コロナウイルスの感染拡大時などにオンラインを実施した場合、その日数を指導要録上「出席停止・忌引き等」の欄に記入する現行の対応について、文科省は10月22日、「出席停止・忌引き等の日数」の欄の名称を「オンラインを活用した特例の授業・出席停止・忌引き等の日数」とするなど、自治体の判断により変更することが可能だとする事務連絡を、都道府県・政令市教委に発出した。

 オンライン授業の扱いを巡っては、指定都市市長会などから「出席停止」という呼び方の見直しを求める声が上がっていた。それを踏まえ今回の事務連絡では「各設置者の判断により『出席停止・忌引き等の日数』を記入する欄の名称を変更することが可能である」「全ての設置者に対して対応を求めるものではない」とした。

 名称変更の例として、事務連絡では「出席停止・忌引き・その他出席しなくてよいと認めた日数」「オンラインを活用した特例の授業・出席停止・忌引き等の日数」を挙げているが、こうした例に限らず「適切な名称を検討いただくとともに、その適用の時期についても適切に判断いただきたい」としている。

 末松信介文科相は10月15日の閣議後会見で、「(出席停止・忌引き等の欄に書かれた)保護者、生徒の皆さんがどう受け止めるか、改めて考えている。言葉の問題なので、表現についてもう一度、文科省内で検討できないか指示している」と述べ、表現の再検討を指示したことを明らかにしていた。

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