来年度の高専入試で新制度 最寄りの会場から受験可能に

 受験生の経済的な負担を軽減するなどの理由から、国立高等専門学校機構はこのほど、来年2月に実施する入試から、受験生の自宅の最寄りにある高等専門学校などで受験ができる「最寄り地等受験制度」を本格的に実施すると発表した。全国各地に51ある高等専門学校のほか、数カ所の会場で、高専で共通の学力試験を受けることができ、遠隔地の高専を志望している受験生にとっては、試験を受けるために長距離を移動する手間が省ける。

 同機構によると、今年2月に行われた今年度の入試では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で都道府県を超えての受験が困難であったことから、志望校以外の最寄りの高専などで受験できる体制を取った。例年、遠隔地の高専を志望する受験生がいることなどからも「最寄り地等受験制度」を恒久化することに決めた。

 受けられるのは各校統一の学力試験で、来年2月13日の本試験および同27日に行われる追試験。全国の高専以外にも会場が設けられ、約80会場で受験できる。同機構では10月末までに会場一覧を確定し、ホームページに公表する予定。各校では面接でも、オンラインや最寄りの高専で受けられるようにするなどの対応を進めているという。

 会場の収容定員などの都合で希望に沿えない場合もあることから、同制度での受験を希望する際は、出願先の高専の募集要項を確認した上で、事前相談するよう求めている。

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