末松文科相、都内の学校視察 「とにかく現場勉強したい」

 末松信介文科相は10月29日、東京都足立区の小中一貫教育校、新田学園(土肥和久校長、今年4月時点の児童生徒1808人)を視察した。末松文科相は就任後、「学校現場を『見る力』を付けたい」として学校現場の視察を進めている。今回も児童生徒に語り掛けたり、熱心にメモを取ったりする場面が多く見られた。

生徒に質問する末松文科相

 末松文科相は冒頭、同校の教職員や足立区教委の大山日出夫教育長らを前に「(10月31日に投開票が行われる)衆院選が終われば、すぐに(今年度)補正予算、来年度予算に関係する話が出てくる。とにかくまず、現場の様子をぜひ勉強したい。先生方をはじめ、皆さんのお考えをぜひお聞きできれば」と述べた。

 視察した授業は6年生の国語、9年生の社会、技術。国語の授業は「説得力のある意見文を書く」を目標に、情報を整理した上で文章の組み立てを考えるもの。社会の授業では日本国憲法をテーマとして、グループでタブレット端末を使いながら、グーグル・クラスルームに配信された課題に答えるという内容だった。末松文科相は時折メモを取りながら、児童生徒の様子を見て回った。

 技術の授業では、生徒がプログラミングに取り組む様子を見学。末松文科相は生徒に、「このミッションに何時間かける予定なのか」「分からないときは先生に聞くのか」など、多くの質問を投げ掛けた。生徒は「分からなくても、まずはみんなでやってみる」などと答え、末松文科相にプログラムの説明をする場面もあった。

 授業を視察した後、末松文科相は区教委や土肥校長らとの意見交換に臨んだ。土肥校長によれば、末松文科相からは、学校の働き方改革に関する質問も出たという。

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