GIGA端末から子どもが相談 大阪市教委が新システム導入

GIGAスクール端末を教育相談にも活用しようと、大阪市教委は10月29日、市立小中学校で児童生徒に配布されているタブレット端末から、教員に相談を申し込めるシステムを導入した。児童生徒から相談があるとその学校の全教員が把握でき、相談に乗ったり、教員からその児童生徒への声掛けに生かしたりすることが期待されている。

市教委によると、システムは児童生徒が使っているタブレット端末上に「相談ボタン」が設けられ、タッチすると「いじめ」「生活」「勉強」などの相談項目が表示される仕組み。児童生徒が相談したい項目を選択すると、学校の全教員に通知され、学校全体で対応できるようになっている。

現在は項目を選ぶだけで、具体的な相談内容を書き込むことはできず、各学校にどのような相談が寄せられているかを市教委が確認することもできないが、それらについても今後対応を検討する方針。

市教委の担当者は「各学校で児童生徒にこのシステムについて説明する必要があるので、実際の運用はこれからになる。1人1台のタブレットでどういうことが可能かを市教委で検討した結果、こうした機能があると良いのではないかという声が出たことから開発することにした」と説明している。

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