「辞退の増加」が課題に 22年卒採用活動の状況調査

 国内2279企業の2022年卒採用活動の内定状況などをまとめた調査結果がこのほど公表され、今年の採用活動について49.8%の企業が「前年並みに厳しかった」と回答した。特に内定者の辞退の増加で頭を悩ませる企業が、前年と比べ増えていた。調査はマイナビが実施した。

前年と比べた、今年の採用活動の印象について(マイナビ提供)

 調査結果によると、募集人数に対する内定者数の割合である採用充足率は83.6%と、前年と比べ1.3ポイント上昇。内定者について「質・量ともに満足」は36.5%(前年比1.1ポイント減)、「質は満足・量は不満」は37.2%(同0.6ポイント増)、「質は不満、量は満足」は15.4%(同1.8ポイント増)――だった。

 採用活動の期間については、52.6%が「前年度と同期間」と回答し最多だった。「前年よりも長期化」は23.0%、「前年よりも短期化」は19.7%だった。

 前年と比べた今年の採用活動の印象を尋ねたところ、49.8%が「前年並みに厳しかった」と回答。「前年より楽だった」は14.4%、「前年並みに楽だった」は7.8%、「前年より厳しかった」は28.0%を占めた。

 さらに採用活動が厳しかった理由について尋ねたところ、最多は「母集団の確保」の52.0%(前年比7.2ポイント減)。次いで41.3%が「辞退の増加」を挙げ、前年と比べ15.9ポイント増えた。「新型ウイルス感染防止対策」は29.5%だったものの、前年よりも23.8ポイント減少した。

 また23年卒の採用計画について、採用予定数が決まっていない場合も含めると「実施する」との回答は78.3%だった。採用予定数は「今年度並み」が72.0%で最多。「増やす」は11.1%、「減らす」は8.4%だった。

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