堀江貴文氏にやりたいことをプレゼン ゼロ高生らが授業で

 高校生は大人に負けない能力を持っている――。ゼロ高等学院(ゼロ高)は11月15日、主宰の堀江貴文氏へ生徒が自分のやりたいことをプレゼンする、実践型の授業「堀江会」を都内で開催した。堀江氏は「今のうちに失敗して、失敗に慣れれば最強になる。高校生に必要なのは、人より先に一歩踏み出すことだ」と生徒らにエールを送った。

ゼロ高生にアドバイスする堀江氏

 ホリエモンこと堀江氏が主宰するゼロ高は、広域通信制高校の鹿島山北高校と提携したサポート校で、2018年10月に開校。高校卒業に必要な単位は月曜日と火曜日の午前中に学び、残りのほとんどは生徒自身が自分のやりたい学びの時間に充てている。

 同校は「学校と社会のハイブリッドの新しい教育機関」として、生徒が在学中に社会参画する機会を広く設けている。社会を知ることで自分を知り、自分の「やりたい」を知り、卒業後の進路に向けて「やり方」を知るという学習ステップをデザインしている。



 「堀江会」はその学習デザインの中の実践型授業で、生徒が堀江氏に直接「やりたいこと」をプレゼンする内容。この日、プレゼンした生徒は3人。これまでプレゼンテーションのプロ講師から指導を受け、内省を行い、発表内容のアップデートを重ねてきた。

 3年の伊藤美結さんは、「JOBスキルスクール」についてプレゼンした。これは小中学生を対象に、ボードゲームなどを活用して、コミュニケーション能力など社会で生き抜いていくためのスキルを付けるオンライン型のスクール。伊藤さんは全日制の高校に通っていたが、不登校となり、うつ病も発症。ゼロ高に転入したことで、たくさんの大人と接する機会があり、こうしたスキルを身に付けることができたと話し、「自由度の高いゲームを通して、子どもたちのコミュニケーション能力などのスキルを育んでいきたい。オンラインでやるので、全国の子どもたちが参加できる」と熱を込めた。堀江氏に対しては売り出し方法などについてアドバイスを求めた。

 堀江氏は、まず伊藤さんのプレゼンに対し、「めちゃくちゃうまい」と感動した様子。さらに「暗記偏重型ではない、問題解決能力やコミュニケーション能力などを高める学びを届けたいならば、クラウドファンディングで支援を募ってみたらいい。そういうスキルを持った子どもたちが増えて欲しいと思っている大人はたくさんいる」と話し、集まった資金で無料チケットを配って、試してみるようにアドバイスを送った。

 伊藤さんは「クラウドファンディングやチケットという形は思い付かなかった。すぐできることだから、早速やってみたい」と声を弾ませていた。

 高校在学中から積極的に社会参画する機会を与えていることについて、堀江氏は「今一番大事なのは、行動するということ。人より先に一歩踏み出すということ。失敗することもたくさんあるが、失敗に慣れれば最強になる。高校生の期間は親に衣食住を保証してもらっている、いわばボーナスタイム。なんのリスクも考えずに挑戦できるはずだ」と話した。

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