高校新卒者の就職内定率 昨年10月比2.2ポイント減

 厚労省がこのほど取りまとめた、来年3月に高校と中学校を卒業する生徒の9月末時点でのハローワーク求人における就職内定状況によると、高校新卒者の就職内定率が、昨年の10月と比べて2.2ポイント減少していることが分かった。新型コロナウイルスが採用スケジュールに影響したり、宿泊業界や飲食業界などで求人数が減少したりしたことが関係しているとみられる。

高校新卒者の求人・求職・就職内定率の推移

 高卒者の就職内定率は62.0%で、前年の10月と比べて2.2ポイント低下。就職内定者数は約8万6000人で、前年10月比で12.4%減少した。これは、求人数は前年10月比0.3%減と、ほぼ前年並みの約36万9000人であるものの、求職者数は同9.2%減の約13万8000人であることが影響しているとみられる。

 中学新卒者の求人数は820人で同12.1%減。求職者数は735人で同15.1%減となった。

 厚労省の担当者は「去年と就職スケジュールがずれている影響や、9月末まで緊急事態宣言が延長され、10月に入り解除されてから対面での面接を行うことにしていた企業があったことなどが考えられる。コロナの打撃を受けた宿泊業や飲食業の内定者が減っていることや、公務員志望者が増えていることなども背景にあるのではないか」と分析している。

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