「生理つらいが学校休めない」 高校生や大学生約7割が経験

 高校生や大学生300人を対象にした、生理を巡る学校生活についての調査結果が11月18日、公表された。生理の影響で学校や部活動を休みたいと思ったことがある回答者は93%に上った一方で、このうち68%が欠席するのを我慢した経験があることが分かった。休めなかった理由については、成績や内申点への影響を挙げる回答者が多かった。調査は、(一社)日本若者協議会と、学生らの団体「#みんなの生理」が共同で実施した。

生理で学校を休みたいと思ったことがあるかについての回答結果(授業・部活・体育を含む)

 調査結果によると、生理で学校を休みたいと思った理由で多かったのは(複数回答可)、▽おなかや頭が痛い(83.3%)▽経血の量が多い(57.7%)▽ぼーっとする、集中できない(53.3%)――など。

 また、休みたかったが休めなかったと回答した人にその理由を尋ねたところ(複数回答可)、「成績や内申点に悪影響が出ると思った」(62.6%)と「生理を理由に休んでいいと思わなかった」(57.4%)が特に多かった。休めずに登校して困ったことについては、81.2%が「授業などに集中できなかった」、33.1%が「体調が悪化した」と回答した。

 一方、生理を理由に欠席して困ったことを尋ねると(複数回答可)、「欠席扱いにされ、成績や内申点が下げられた」(34.1%)、「授業や部活動についていけなくなった」(23.1%)などの意見があった。

 自由記述欄では、「担任が男の先生で、生理の時に、体育の授業を休みたい時は生理だとはハッキリ言わず『お腹が痛い』とだけ伝えてくれればいい、と言われていたのに、実際に生理痛で体育の授業を休みたい時に、お腹が痛いと伝えたら、トイレに行ってきなさい、とだけ言われ、結局参加させられた」「中学のとき、水泳の実技テストと生理の日がかぶって授業を休んだ。予備日を聞いたところ『翌日』と告げられ、テストを諦めるしかなかった」「生理で休むと罪悪感があるし、人に言いづらいから助けを求めづらい(生理を経験している人の中でも理解してくれない人もいるから特に)」など、周囲の理解が得られず頭を悩ませる若者の声が目立った。

 また生理について、どのようなことを学校で学びたいか尋ねたところ、「男女共に同じ情報で、生理によって生活に支障を来す人も存在するのだということを教えてほしい」「男性にもちゃんと教えてほしい。生理休暇がずるいと言われる社会はおかしい」など男性への啓発を求める声や、「生理痛や PMSなどの症状と、そのつらさや症状が人によって違うこと」など、人によって症状が違うことについて指摘する意見があった。

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