【Edubate LIVE!】 オンライン授業を認めるべきか討論

 「Beyond GIGA」をテーマに、未来の教育について議論する国際カンファレンス「Edvation×Summit2021」が、11月18日から21日まで4日間にわたってオンラインで開催された。20日には、教育に関する問題・課題への賛成・反対を読者・視聴者に聞き、インタラクティブに議論・討論するライブ番組「教育新聞 Edubate LIVE!」を配信。ゲストにウスビ・サコ京都精華大学学長と、佐藤昌宏デジタルハリウッド大学大学院教授を迎え、GIGAスクール構想や教職の魅力向上策などをテーマに意見を交わした。司会は教育新聞編集長の小木曽浩介が務めた。

投票結果を受けて意見を交わす(右から) 佐藤教授、サコ学長と編集長・小木曽

 ライブ配信中にもリアルタイムで投票・投稿を募集したテーマ「オンライン授業を対面授業と同じ扱いにし、日常的に認めるべきか?」では、「認めるべきだ」が37%、「条件付きで認めるべきだ」が47%、「認めるべきではない」が13%、「どれともいえない」が2%だった(いずれもライブ配信時)。

 この結果について、佐藤教授は「私自身も推進派だが、丁寧に認めていくべきだと思っている。具体的には評価とセットで考えていくべきだ。人は分からないものが分かるようになったり、できなかったことができるようになったりするために学んでいる。オンラインであっても、対面であっても、そうしたビフォー・アフターをしっかり見取れていることがセットでなければいけない」とコメント。

 その上で、「対面授業においては評価制度があるが、オンライン授業におけるビフォー・アフターを評価するものが、まだ確立されていない。デジタルログを活用すれば、そうした評価も可能になる」と考えを述べた。

 サコ学長は「『条件付きで認めるべきだ』と答えた皆さんにとっての『条件』とは何なのかを、もっと掘り下げて知りたい。私はこの課題と共に、教室の意味、キャンパスの意味を問うべきだと思っている」と話した。

 さらに、学長を務める京都精華大学での状況について触れ、「本学の学習内容は、芸術、デザイン、漫画など、オンラインでは難しい側面がある。一方で講義系の授業の場合は、オンラインの方が有効だと感じた。将来的には、何をオンライン授業とすべきなのか、何を対面授業とすべきなのかを考えていく必要があるのではないか」と投げ掛けた。

 配信は約1時間40分にわたって行われた。他のテーマに関しても後日、詳報する。

※12月7日までの期間限定で、全編のオンデマンドを公開します。こちらから、ご視聴ください。

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