製薬会社のブリストル・マイヤーズスクイブは12月10日、創薬について解説した教材「おくすり小学校4年B組」のリニューアル版を制作したと発表した。かわいらしいキャラクターが登場し、治験の仕組みなどを漫画で学べる冊子で、デジタル版もある。新たに子ども自身が服用した薬を書き込める「おくすり日記」などのコンテンツを充実させた。

子どもたちに薬の開発について興味を持ってもらおうと、同社ではCSR活動の一環として2018年に「おくすり小学校4年B組」を制作。これまで約2万部を配布するなどしてきた。
リニューアル版は同社のコーポレート・ブランドの変更に伴いデザインを一新したほか、服用した薬やそのときの体調などを書き込める「おくすり日記」の追加や、冊子版では登場するキャラクターのシールを付けるなどして、より親しみを持てるコンテンツにした。
小学3・4年生を主な対象としており、創薬の過程や治験の重要性、副作用などについて、32ページのコンパクトな教材ながら漫画を通じて楽しく学べる。
冊子は東京都千代田区内の児童館などで閲覧できるほか、デジタル版は同社ホームページからPDF形式でダウンロードできる。