ユニセフ事務局長に現米国大統領補佐官 女性で4人目

 国連のアントニオ・グテーレス事務総長は12月13日、ユニセフ(国連児童基金)の8代目事務局長として、米国大統領補佐官であるキャサリン・ラッセル氏が就任すると発表した。ラッセル氏はこれまで、米国政府の代表として、国際的な女性問題の改善などに取り組んできた。女性の事務局長はラッセル氏で4人目となる。

 ラッセル氏はボストン大学で哲学の学士号を、ジョージ・ワシントン大学のロースクールでは法務博士号を取得。現在は米国大統領補佐官とホワイトハウスの大統領人事局長を務めている。2013~17年まで米国務省の国際女性問題担当大使として外交面で活躍したのをはじめ、『10代の女の子を力付けるための米国グローバル戦略(原題:U.S. Global Strategy to Empower Adolescent Girls)』を立案するなどの実績がある。

 後任のラッセル氏について、ヘンリエッタ・フォア現事務局長は「キャサリン・ラッセル氏は、豊富な専門知識や助言をユニセフの活動にもたらしてくれるだろう。知識や経験、子どもや女性への深い思いやりを持つ彼女のような人物に事務局長を引き継ぐことができ、光栄に思う。ユニセフと世界の子どもたちのことを、彼女のリーダーシップに託すことに疑いの余地はない」と期待を寄せた。

 ラッセル氏は2022年からユニセフの8代目事務局長としての職務をスタートさせる。任期は5年。

あなたへのお薦め

 
特集