「コロナなければ中退せず」12.6% 学生らにアンケート

 大学や専門学校の中退者263人(予定者含む)を対象にしたアンケート結果が、このほど公表された。中退者のうち47.9%が奨学金を借りており、53.6%が留年を経験していた。さらに、コロナ禍がなければ中退していなかったとの回答は12.6%あった。アンケートは、中退者向けの就職支援などを行うジェイックが実施した。

「新型コロナウイルスがなければ中退しなかった」との回答は12.6%(ジェイック提供)

 アンケート結果によると、中退理由は「留年したから」が33.9%で最多。次いで、「授業内容に興味が持てなかったから」24.0%、「授業についていけなかったから」16.1%、「経済的事情・家庭問題」13.6%――など。中退を考え始めた時期は、入学後1年目から8年目の中で、「2年目」(28.1%)と「1年目」(24.3%)が特に多かった。

 進学した理由を尋ねたところ、「なんとなく、親や先生に言われて、進学するのが当たり前だと思った」が39.5%で最多だった。

 また、47.9%が何らかの奨学金を借りていた。受給しているとの回答の中で最も多かったのは「日本学生支援機構から第2種奨学金を借りていた(他奨学金との併用を含む)」(23.4%)、次いで「日本学生支援機構から第1種奨学金を借りていた(同)」(15.7%)。受給していないとの回答は52.1%だった。

 留年を経験していたのは53.6%。留年理由については、「授業についていけなかったから」33.8%、「授業内容に興味が持てなかったから」32.3%、「サークルや部活動、バイトなどに熱中したから」19.2%――など。

 回答者のうち中退者は70.2%、予定者は29.8%。学校種は4年制大学80.2%、専門学校12.5%、大学院3.5%――などだった。

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