タクシー利用で文科省が相談窓口 濃厚接触者の入試で

 新型コロナウイルスのオミクロン株による感染が急拡大する中、文科省は1月11日、無症状の濃厚接触者が中学、高校、大学などの入学試験を受験する場合、一定の条件を満たした上で、タクシーやハイヤー、海上タクシーの利用を可能としたことをホームページ上に記載するとともに、受験生がタクシーを確保できない場合の相談窓口を設置した。受験生や保護者が相談窓口に連絡すると、文科省から国交省に依頼して引き受けるタクシー会社を調整し、受験機会の確保を図る。

 文科省はこれまで、2022年度大学入学者選抜の試験実施ガイドラインで、濃厚接触者の受験要件として、①PCR検査が陰性であること②試験当日も無症状であること③終日別室で受験すること④公共交通機関を利用しないこと--の4つを示してきたが、このうち、④の交通手段について要件を変更。タクシー、ハイヤー、海上タクシーについて、▽感染対策を講じている事業者の車両を利用すること▽利用車両が特定できるよう、予約を行うこと。その上で、他の乗客と乗り合わせずに利用をすること--を条件に、利用可能とした。

 ただ、地域によってはタクシーの事業者や台数が少ないことから、予約をしたくても予約ができない受験生が出てくるケースに備え、文科省では相談窓口を設置。国交省と連携して、予約できるタクシー事業者を紹介する。こうした無症状の濃厚接触者の受験生への対応は、大学受験だけではなく、高校や中学校の入学試験でも、同様としている。

 受付時間は、午前9時30分から午後4時45分まで。平日のみ。午前中に受け付けた場合、同日中にタクシーの調整を予定している。午後に受け付けた場合には、翌営業日の午前中に調整する予定。

 相談窓口の連絡先は、次の通り。
 【大学等の入試の場合】電話: 03-6734-3317、03-6734-3321、03-6734-3323、03-6734-3343、03-6734-3763。メール:gaknyusi@mext.go.jp
 【中学校、高等学校等の入試の場合】電話:03-6734-4757、03-6734-4915。メール:koukou@mext.go.jp
 
 詳細は文科省の情報提供サイトで確認できる

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