対策徹底とオンラインで学校継続 感染拡大で都教委方針

 オミクロン株による新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、東京都教委は1月13日、2022年第1回定例会で今後の緊急対応について報告し、「これまで以上に緊張感を持って、基本的な感染症対策の徹底とオンライン活用による密を避ける工夫などにより学校運営を継続する」との方針を示した。

1月13日に開かれた都教委の2022年第1回定例会

 都立学校では1月3~9日の週に、児童生徒の感染者数が35人となり、昨年9月下旬以降、約3カ月ぶりに30人を超えた。今月7日に発出した通知では、オミクロン株の急速な拡大を踏まえ、改めて注意を喚起。不織布マスクの正しい着用、3密の回避、手洗い、常時換気、黙食の徹底など、基本的な対策を徹底するよう呼び掛けた。

 また児童生徒や教職員に対し、検温など健康チェックの実施や、体調が悪い場合は登校しないことを徹底するほか、修学旅行などの宿泊を伴う行事は、訪問先の感染状況に応じて、延期または中止を検討。卒業式などの行事は、規模を縮小するなどの工夫を検討する。

 さらに昨年11~12月にかけてコロナウイルス感染症対策専門家チームが都立学校7校を訪問し、感染対策の点検・評価を実施したことを踏まえ、学校の取り組みの良い点や改善点、専門家のアドバイスを取りまとめた事例集を作成、配布する。

 今月から始まる都立高校の入試では、推薦・学力検査の両方で、無症状のオミクロン株濃厚接触者などに別室受検を認める。また学力検査では、感染などで受検できない場合に備え、追検査などによる受検機会を確保する予定。

あなたへのお薦め

 
特集