【共通テスト】得点調整は行わず 平均点の2回目中間集計

 大学入試センターは1月21日、15日と16日に実施した大学共通テストについて、今年度は得点調整を行わないと発表した。また各科目の平均点の、2回目の中間集計を公表。大幅な難化が指摘されていた「数学Ⅰ・数学A」と理科の「生物」は、昨年度の平均点を20点前後下回った。

 同センターの発表によると、得点調整対象科目間の最大平均点差は、地理歴史の「世界史B」と「日本史B」で13.02点、公民の「倫理」と「政治・経済」で6.5点、理科②の「物理」と「化学」で13.09点となった。いずれも得点調整の検討の目安となる20点以上の差は開いておらず、得点調整を行わないことを決めた。

 また、数学の「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」と理科の「生物基礎」「化学」「生物」、外国語の「フランス語」などの平均点が過去最低となった。昨年度と比較すると、「数学Ⅰ・数学A」は約20点、理科の「生物」は約24点下回った。

 今回の共通テストを巡っては、複数の大手予備校が数学や理科を中心に昨年度より大幅に難化したと指摘し、平均点が大きく下落するとの予想を示していた。受験者数は48万7127人で、採点未終了者数は約2000人。同センターは来月7日に平均点などの最終発表をする予定。

 主な教科の平均点は次の通り。かっこ内は昨年度の共通テスト平均点の確定値。

 ▽国語 110.25点(117.51点)▽世界史B 65.83点(63.49点)▽日本史B 52.81点(64.26点)▽地理B 58.97点(60.06点)▽現代社会 60.83点(58.40点)▽倫理 63.29点(71.96点)▽政治・経済 56.79点(57.03点)▽倫理、政治・経済 69.73点(69.26点)▽数学Ⅰ・数学A 37.96点(57.68点)▽数学Ⅱ・数学B 43.06点(59.93点)▽物理基礎 30.4点(37.55点)▽化学基礎 27.73点(24.65点)▽生物基礎 23.90点(29.17点)▽地学基礎 35.47点(33.52点)▽物理 60.72点(62.36点)▽化学 47.63点(57.59点)▽生物 48.81点(72.64点)▽地学 52.74点(46.65点)▽英語(リーディング) 61.81点(58.80点)▽英語(リスニング) 59.45点(56.16点)

あなたへのお薦め

 
特集