学校などの濃厚接触者へのPCR検査を当面取りやめ 名古屋市

 名古屋市は1月24日、新型コロナウイルス感染者の急増で、検査キットの不足や保健センター業務がひっ迫していることなどを受け、学校などでの濃厚接触者へのPCR検査を当面取りやめると発表した。これまで学校などで感染者が出た場合、濃厚接触者と判定された全ての人に検査キットを送り、PCR検査を行ってきたが、そうしたスクリーニング目的のPCR検査は取りやめ、濃厚接触者には10日間の自宅待機を求める。

 同市では連日1000人を超える感染者が出ており、23日現在、市内の小学校で学級閉鎖が249件、学年閉鎖が2件、学校閉鎖が1件、中学校で学級閉鎖が72件出ている。担当者は「スクリーニング目的のPCR検査を行わないということで、濃厚接触者で症状が出ている児童生徒については、それぞれ速やかに医療機関で検査を受けてもらうことになる」と話した。

 また、教職員が感染したり、濃厚接触者に該当したりするケースも増えている。同市教委の担当者は「先々週から増えてきており、まだまだピークが見えない不安がある」と懸念を示した。

 後藤茂之厚労相は24日、濃厚接触者に発熱などの症状が出た場合、自治体の判断により、検査を行わなくても医師の判断で感染したと診断できるようにする方針を示している。

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