就職時の在留資格の変更など 外国籍生徒向けに解説動画

 外国籍の生徒が高校などを卒業後、日本国内で就職するケースが増えていることから、東京出入国在留管理局はこのほど、日本で就職する際の在留資格に関する注意点を解説した動画を制作し、YouTubeの法務省公式チャンネルで公開した。日本で就職を考えている外国人生徒やその保護者に向けて、在留資格を変更する際に必要な手続きなどをまとめている。

日本での就職に関わる在留資格について解説した動画(YouTube法務省公式チャンネルより)

 外国籍の生徒で、17歳までに入国し、在留資格が「家族滞在」である場合、高校卒業後に日本国内で就職するには、在留資格の変更を行う必要がある。その際、日本で生まれたか、小学校までに日本に来て、日本の小学校、中学校、高校を卒業した場合は「定住者」に、中学校、高校を卒業するか、高校に途中から入学して卒業し、日本語能力試験2級などに合格していれば、日本に住んでいる保護者の身元保証を条件に「特定活動」に、それぞれ変更できる。定住者はどんな仕事もできるが、特定活動ではできない仕事もある。

 これらの在留資格の変更には2~3カ月ほどかかることから、高校在学中にこうしたポイントを外国人生徒や保護者が十分に理解し、早めに手続きしておく必要がある。

 動画は5つのパートに分けられ、在留資格の種類や就労の可否・条件、在留資格の変更時に必要な書類、必要な届出、Q&Aなどを、振り仮名付きのスライド資料や、やさしい日本語によるナレーションを用いて解説している。

 東京出入国在留管理局で動画を作成し、自治体や進路ガイダンスを行っている団体を通じてYouTubeで限定公開したところ、再生回数が延べ2500回を超えるなどの反響があったことから、一般公開に踏み切ることとした。

 動画はYouTubeの法務省公式チャンネルで視聴できる。

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