子供の性被害防止プラン 改訂に向けて子供から意見募集

 2022年4月から改訂される予定の政府の「子供の性被害防止プラン(児童の性的搾取等に係る対策の基本計画)」について、警察庁はこのほど、子供たちや保護者から意見を聞くために、同プランの案を子供向けに解説した資料をホームページで公開し、2月17日までパブリックコメントを募り始めた。

新プランに関する子供向け資料で、わいせつ教員対策について説明している箇所

 オリンピック・パラリンピック東京大会に合わせ、政府は2017年4月に「子供の性被害防止プラン」を策定していたが、SNSによる子供の性被害の実情や、学校、保育施設、児童養護施設などでの教職員らによるわいせつ行為の対策強化などの取り組みも踏まえ、22年4月から5年間をめどとした新プランの策定に向けて検討を進めている。

 パブリックコメントの募集にあたり、警察庁では新プランの内容を平易な表現で説明し、漢字に振り仮名を付けた子供向けの資料を作成。子供や保護者が資料に目を通した上で、意見を書き込めるようにした。警察庁によると、同プランの改訂にあたり、初めて子供向けの解説資料を作成したという。

 資料では第2次プランの取り組みを6つに分類。子供の性被害に関する教育を発達段階に応じて行うことや、インターネット上での子供の性被害防止に向けた対策強化などを挙げた。

 4月1日から施行される「わいせつ教員防止法」に関連する内容では「学校の先生を雇うときには、その人が昔、生徒や児童を性被害にあわせてしまい、仕事を辞めさせられたことがあるのかをしっかりと確認します。また、生徒や児童を性被害にあわせた学校の先生は、仕事を辞めさせるよう、教育委員会を指導します」と説明している。

 解説資料は警察庁の特設ホームページ「なくそう、子供の性被害。」から確認できる。

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