ノートとテスト日程をひも付け コクヨが中高生向けアプリ

 ノートなどの文具販売で知られるコクヨはこのほど、記者会見を開き、ノートの学習内容とテストなどのスケジュールをひも付けられる、中高生向けの勉強アプリ「Carry Campus(キャリーキャンパス)」のリリースを発表した。スマートフォンなどのデジタルと紙のノートなどのアナログをつなげ、中高生の計画的な学習習慣の定着を支援する。

 GIGAスクール端末やスマートフォンなどを使ったオンライン授業が中高生に普及する中で、従来の紙のノートに学習内容を整理し、それを撮影して端末などに取り込んでいる行動が見られることに、同社では着目。中高生がテスト勉強で学習計画を立てる必要性を感じていながらも、実際にはうまくできていないという課題を解決しようと、キャリーキャンパスを開発したという。

 スマホアプリであるキャリーキャンパスは、期末テストなどの試験日程をスケジュールに入力し、そのテストに関連するノートのデータがひも付けられて管理される仕組み。テストまで何日かがカウントダウンで表示されるほか、学習時間やテスト結果をグラフで確認することもでき、覚える部分を隠せる暗記マーカーや重要なところに印をつけるスタンプなど、さまざまな機能がある。

 キャリーキャンパスのプロジェクトリーダーである同社の久我一成氏は記者会見で、「(中高生の)勉強シーンでは、デジタルとアナログが共存している。ここまでデジタルやオンラインが出てきていて、アナログのノートを出している自社の価値をどう生み出せるかを考えた」とコンセプトを説明。ベータ版を使った高校生からは「電車の中でノートを広げるのは迷惑だが、スマホアプリなので使いやすい」など、隙間時間でも気軽に活用できるといった声が上がっているという。

 キャリーキャンパスの詳細は同社ホームページで確認できる。現在はiOSのみだが、今後はAndroidにも対応していく予定。

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