ランドセルにカメラ装着 児童の視点で通学路の安全点検

 通学路の安全点検を子どもの視点で――。神奈川県厚木市教委はこのほど、通学中の児童のランドセルにウェアラブルカメラを取り付け、通学路の危険箇所を把握する取り組みを来年度から始める方針を打ち出した。市内の小学校で登下校中の動画を撮影し、通学路の安全対策などに生かす。

 市教委によると、ウェアラブルカメラを23校ある市立小学校に配備し、集団登下校の際などに先頭と最後尾の児童のランドセルの肩の部分に装着して、動画を撮影する。撮りためた動画は市教委や市の道路部などと共有し、学校側からの要望などとも合わせて、通学路上の危険箇所の改善などに反映させるという。

 来年度予算案にカメラの購入費用など約250万円を計上し、4月以降のできるだけ早い段階で運用を始めたい考え。

 市教委の担当者は「例えば塀がある十字路では、大人は車が角から来ていることが分かっても、子どもは見えない。他にも段差や看板など、子どもの目の高さで見ると邪魔になっていることも考えられる。関係者がみんなで動画を見ながら、何年かかけてしっかり対策をやっていきたい」と話している。

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