1月の児童生徒感染、9万8425人で最多 学校内感染は1割

 新型コロナウイルスのオミクロン株に見舞われた今年1月、児童生徒の感染者数が9万8425人に上り、月別で過去最多となったことが2月15日、文科省の集計で分かった。感染経路は「感染経路不明」「家庭内感染」が多かった。学校内感染は全体の約1割で、その経路の詳細を見ると
、小学校・中学校・特別支援学校では「同一クラス」、高校では「同一部活動」が最も多かった。教職員の感染も6360人に上り、「感染経路不明」が約6割と最多だが、学校内感染では「同一クラス」での感染が最多だった。

 今年1月の児童生徒などの感染者は▽幼稚園 3576人▽小学校 5万1535人▽中学校 1万8225人▽高校 2万4091人▽特別支援学校 998人――の計9万8425人。同一の学校で感染者が5人以上確認された事例は▽小学校 3494件▽中学校 1249件▽高校 1358件▽特別支援学校 70件――に上り、第5波に見舞われた昨年8月に比べ、小学校で4倍超、中学校・高校・特別支援学校で2倍前後の水準となった。

 感染経路は小学校・中学校では「家庭内感染」が最も多く、次いで「感染経路不明」だった。高校・特別支援学校では「感染経路不明」が最も多く、次いで「家庭内感染」だった。学校内感染は全体の約1割にとどまっているが、高校では2割に上ったのに対し、小学校・中学校・特別支援学校は1割以下となり、校種による違いが見られた。

 学校内感染の経路を詳細に見ると(=グラフ2)、小学校・中学校・特別支援学校では「同一クラス」が最も多かったが、中学校では「同一部活動」も同じく3割超を占めた。一方、高校では「同一部活動」が54%と過半数を占め、次いで「同一クラス」が約2割だった。

 教職員の感染経路は「感染経路不明」が61%で、次いで「家庭内感染」(25%)、「学校内感染」(10%)。学校内感染では児童生徒と同じく、同一のクラス(38%)や部活動(17%)での感染が多かったが、「職員室」も14%あった。

 今年1月に日本学校保健会の「学校等欠席者・感染症情報システム」に入力のあった幼稚園、小中学校、高校、特別支援学校などのデータを見ると、コロナ感染の発生に伴う延べ休業件数は7200件、休業学校の実数は3537校あり、1件当たりの平均休業日数は2.7日だった。さらに学校閉鎖の場合は2.6日、学年閉鎖の場合は2.5日、学級閉鎖の場合は2.8日だった。

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