生理に関する授業「満足」は29.2% 18歳意識調査

 日本財団がこのほど発表した「18歳意識調査~女性の生理~」によると、学校で受けた生理に関する授業の内容などについて、満足(「やや」含む)と回答した若者は29.2%と3割に満たなかった。性別ごとに見ると女性は34.0%、男性は23.9%にとどまった。さらに生理を巡る課題について、男女ともに「男性にも生理に関する知識がもっと必要だ」「男性にも学校で生理について学ぶ機会がもっと提供されるべきだ」などの意見が目立ち、性別に関わらず学ぶ機会を求める声が相次いだ。

生理に関する授業の満足度についての回答結果(日本財団18歳意識調査より)

 まず、生理を巡り対人で感じた精神的な不調や負担について、女性に尋ねた。相手で最多だったのは(複数回答)、「指導的立場にある大人」が17.6%、次いで「学校の男性の友人・同級生・先輩」が10.2%。内容で最も多かったのは(複数回答)、「生理よる不調などを伝えられなかった」で16.2%、次いで「生理による不調などを理解・共感していないように感じた」(15.2%)、「生理を口実にサボっていると疑われた、または疑われているように感じた」(9.2%)。

 また、生理について学ぶ機会を設けるのに好ましい時期を尋ねたところ、女性では「小学校高学年」(62.0%)、男性では「中学校」(54.4%)がそれぞれ最多だった。

 さらに生理についての見解を尋ねたところ、「そう思う」または「ややそう思う」との回答が多かったのは、「男性にも生理に関する知識がもっと必要だ」(女性74.4%、男性61.0%)、「男性にも学校で生理について学ぶ機会がもっと提供されるべきだ」(女性65.6%、男性57.2%)だった。

 自由記述では、「学校や授業を休んだり早退したりしやすい空気作りをして欲しい」(女性)、「男性の先生に生理について説明しなければならない」(女性)、「女性に対してどういう配慮をすればいいのか教えて欲しい」(男性)など、さまざまな意見が寄せられた。

 同調査は昨年12月10日から15日にかけて、全国の17~19歳の男女1000人(男性500人、女性500人)を対象に実施された。

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