給食の牛乳でストロー廃止 栃木県那須塩原市が4月から

 プラスチックごみの削減や子どもたちの環境への意識を高める目的で、栃木県那須塩原市は3月1日、来年度から市立小中学校、義務教育学校の学校給食で提供している200ミリリットルの牛乳パックについて、ストローを廃止すると発表した。これにより、1年間で約1.36トンの二酸化炭素排出量の削減につながると試算している。

 市教委によると、牛乳の供給事業者から牛乳パックの飲み口を開けやすいようにした「ストローレスパック」に切り替えたいとの申し出があり、今年4月から原則として給食で提供される牛乳でストロー使用の廃止に踏み切ることにした。牛乳パックから直接飲むことに慣れていない小学1年生は、移行期間として7月まで使用可能とする。また、牛乳パックが変更されても給食費は変わらない。

那須塩原市が作成したキャッチコピー(同市提供)

 給食で提供される牛乳パックのストローが廃止されることで、年間で約194万本分のストローに相当する約0.5トンのプラスチックごみが削減され、約1.36トンの二酸化炭素排出量が削減されると市教委は試算。これを機に児童生徒にプラスチックごみの問題について考えてもらおうと、キャッチコピーを作成したり、渡辺美知太郎市長のメッセージ動画を給食の時間に見せたりして、意識向上に力を入れる。

 市教委の担当者は「この取り組みが全国に広がってくれたら」と期待を寄せる。

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