卒業アルバムをスマホで閲覧 動画や音楽、写真のカスタマイズも

 卒業アルバムの制作を手掛けるダイコロはこのほど、スマートフォンなどから卒業アルバムを閲覧できるプラットフォーム「卒アルモバイル」のサービスを、4月からスタートさせると発表した。制作されたアルバムは写真だけでなく音楽や動画も組み込むことができ、個別にカスタマイズすることも可能。学校生活の思い出を共有する新しいスタイルを提案するという。

「卒アルモバイル」で制作した卒業アルバムのイメージ

 「卒アルモバイル」はページ数に制約のある従来の紙の卒業アルバムと異なり、多くの写真を掲載できる。絵巻のように横にスクロールしていくことでコンテンツを閲覧するスタイルで、BGMや校歌などの音楽、卒業生・教師からの動画メッセージなどを付けることもできる。公開されたアルバムを見るには「Touch&」という専用アプリを端末にダウンロードし、ユーザー登録をする必要がある。学校から提供された名簿と登録ユーザーの情報を照合した上でアクセス権を付与することで、セキュリティー面も担保した。

 また、アルバム公開後は、生徒が写真を入れ替えてオリジナルのアルバムを作ったり、閲覧のみ可能なアカウントを発行して、家族などと共有したりすることもできる。

 記者会見した同社の松本秀作社長は、卒業アルバムをデジタル化することで、代金の集金がネット決済で済むようになり、生徒の転出入に伴う急な写真の差し替え作業といった教員の負担も減ると強調。

 「(卒業アルバムのデジタル化は)全然新しいとは思っていない。逆にこれまでなかった方がおかしい。これだけわれわれの生活の中にデジタルが普及しているのに、卒業アルバムだけなぜ選択肢がないのか。同じ思い出を仲間や家族と共有して、コミュニケーションできるのが卒業アルバムの価値。デジタル化でこれまでとはもっと違う発展をしていきたい」と力を込めた。

 「卒アルモバイル」は4月から100校限定で提供される。

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