青少年の平日ネット利用、4時間24分 全校種で過去最長

 インターネットを利用している青少年(10~17歳)の平日1日当たり平均利用時間が約4時間24分となり、過去最長となったことがこのほど、内閣府の2021年度の「青少年のインターネット利用環境実態調査」(速報)で明らかになった。小学生、中学生、高校生とも、昨年度に比べ約1時間増加した。目的ごとの平均利用時間は趣味・娯楽が最も長く約165分、次いで勉強・学習・知育で約61分だった。

 青少年のインターネット利用率は97.7%となり、昨年より1.9ポイント増加した。利用機器はスマホが最多で68.8%、次いでゲーム機(59.8%)、テレビ(46.7%)、自宅用のパソコンやタブレット(45.3%)、学校から配布・指定されたGIGA端末(42.2%)と続いた。6~9歳の小学生は89.1%、0~6歳で通園中の乳幼児も70.4%がインターネットを利用していた。

 平日1日当たりの平均利用時間は小学生(6~9歳)が約1時間58分、小学生(10歳以上)が約3時間27分、中学生が約4時間19分、高校生が約5時間31分。3時間以上の割合は小学校で51.9%、中学生で67.1%、高校生で77.5%。平均利用時間は年齢が上がるにつれて長くなる傾向があり、高校生では4人に1人が7時間以上利用していた。

青少年のインターネットの利用時間

 利用内容で上位に挙がったものは、小学生(10歳以上)では「ゲームをする(84.5%)」「動画を見る(84.2%)」、中学生では「動画を見る(91.3%)」「検索する(82.3%)」「ゲームをする(81.1%)」、高校生は「動画を見る(95.8%)」「音楽を聴く(90.0%)」「検索する(87.7%)」だった。「勉強をする」は小学生(10歳以上)で55.8%、中学生で64.5%、高校生で64.4%だった。

 保護者との間で利用のルールを決めている青少年は63.4%で、小中学生では7割以上が決めているのに対し、高校生では4割にとどまった。スマホを利用する青少年の保護者の86.5%が何らかの方法で子供のネット利用を管理していると回答し、「フィルタリング(44.5%)」「利用してもよい時間や場所を決めて使わせている(39.1%)」「対象年齢にあったサービスやアプリを使わせている(38.1%)」が上位に並んだ。

 この調査は、青少年インターネット環境整備法に基づき国が2009年から行っているもので、今年度は21年11月から12月にかけて調査を行い、10~17歳の青少年3395人および同居する保護者3511人、0~9歳の子供と同居する保護者2294人から回答を得た。

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