昨年の19歳以下の自殺750人 原因・動機で「学校問題」多く

 警察庁が3月15日に公表した昨年中における自殺の状況によると、19歳以下の自殺者は750人で、前年よりも27人減少したものの、依然として700人台であり、2000年以降2番目に多かった。19歳以下の自殺の原因・動機で最も多いのは「健康問題」、次いで「学校問題」だった。

19歳以下の自殺者数の推移

 昨年の自殺者数は全体で見ると2万1007人で、前年比74人減少。男女比で見ると、男性は1万3939人で、12年連続で減少し、女性は7068人で、2年連続で増加した。また、職業別で見ると4.9%を占める学生・生徒等の自殺者は1031人で、前年と比べ8人減った。

 全体の3.6%を占める19歳以下の「少年」の自殺者数は、9歳までが1人(前年比1人増)、10~19歳が749人(同28人減)で、男性は426人、女性は324人だった。

 19歳以下の自殺で、遺書などで原因や動機を推定できたのは671人。自殺者1人につき3つまで、自殺の原因・動機を計上し、整理すると、▽家庭問題 118人▽健康問題 199人▽経済・生活問題 11人▽勤務問題 30人▽男女問題 59人▽学校問題 197人▽その他 57人――で、学校問題では男性が124人なのに対し、女性は73人だった。

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