竹チップで育てた幼虫を子どもに 愛教大がクラファン

 コロナ禍で体験活動が減った子どもたちに自然と触れ合う機会を提供しようと、愛知教育大学は、キャンパス内にいるカブトムシやクワガタの幼虫を子どもたちが探して家庭で飼育するプログラムを実施するため、クラウドファンディングの募集を始めた。子どもたちに渡す飼育セットの購入費などとして100万円を集めることを目標に、3月31日まで実施している。

 同学では、昨年3月に策定した中長期ビジョン「愛知教育大学未来共創プラン」の中で、子どもたちに遊びと学びを一体化したプログラムを提供する「子どもキャンパス構想」を掲げており、その一環で今回のクラウドファンディングを始めることにした。

地中からカブトムシやクワガタの幼虫を探す子どもたち(愛知教育大学提供)

 自然環境に恵まれたキャンパスを持つ同学では、カブトムシやクワガタの幼虫が生息している場所があったり、自生している竹林が広がり過ぎて周囲の植生に悪影響を与える「竹害」が課題となっていたりしていた。そこで、この竹林から伐採した竹をチップにして、カブトムシやクワガタの幼虫の生育環境を整備。コロナ禍で体験活動の機会が少なくなっている子どもたちに、幼虫を土の中から探し出し、家庭で飼育してもらう。

 教員志望の同学の学生らがボランティアとして竹チップへの加工や散布作業を手伝ったり、子どもたちと交流したりすることで、体験活動や環境教育への関心を高めてもらう狙いもある。将来的には、小学校や幼稚園の校外学習の場として活用してもらうことも考えているという。

 プロジェクトの詳細はクラウドファンディングサイトのREADYFORの特設ページで確認できる。

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