子どもの自傷行為に寄り添うために リーフレットを制作

 自傷行為をしてしまう子どもたちに寄り添い、支援につなげていくために、国立成育医療研究センターの「コロナ×こども本部」は4月6日、「しんどいって言えない―ひとりで自分を傷つけ癒しているあなたへ―」と題したリーフレットを作成した。自傷行為をしてしまう子どもたちの気持ちを受け止め、「あなたは一人ではない」というメッセージを伝える際に、心の片隅にとどめておきたい内容を紹介している。

 同本部が実施した第7回コロナ×こどもアンケートでは、「実際に、自分のからだを傷つけたこと(かみの毛を抜く、自分をたたくなど)がある」という質問に小学4~6年生と中学生の1割以上、高校生の4人に1人が「1週間のうちの数日」「半分以上」「ほとんど毎日」と回答した。

 同本部では、子どもの自傷行為を否定してしまうことは、自傷行為でしか今をやり過ごせないつらい状況に置かれている子どもたちをいっそう孤立させかねないとして、子どもたち自身や周囲の人が適切に向き合えるように、今回のリーフレットを作成した。

 国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦・精神保健研究所薬物依存研究部部長が監修した同リーフレットでは、自分の体を傷つけたくなったら、手首や腕に赤いペンで線を引いたり、布団をかぶって大声で叫んだりすることや、気持ちが落ち着いているときに、自分だけが読める日記を書いたり、いつ傷つけやすいかを分析したりするなどのアドバイスを紹介している。

あなたへのお薦め

 
特集