費用負担を抑える制服レンタル制度 教員の疑問がきっかけに

 車のリースはあるのに、制服にはないのはなぜ?――。そんな教員の疑問の声をきっかけに、埼玉県立北本高校では今年度から、制服のレンタル制度に乗り出した。制服を購入する場合よりも費用負担を抑えることができ、修繕や交換にも対応する。

 同高では今年度から、県立騎西(きさい)特別支援学校北本分校を併設するのに合わせ、昨年末に制服検討委員会を立ち上げ、教員を中心に制服のリニューアルに向けて検討してきた。

 従来の制服はウール100%の生地で高かったことから、少しでも価格を安くできないかとさまざまな見直しを考える中で、教員から「車のリースはあるのに制服にはない」といった声が上がった。これを制服の製造元である光和衣料に相談したところ、同社でも制服レンタル制度の可能性を検討。新年度を迎えるまであまり時間がない中で、全国的にも珍しい制服のレンタル制度がスピーディーに始まることになった。

 新しい制服は購入すると3~4万円かかるが、レンタルした場合は15%ほど安くなる。レンタルの契約時に1100円を別に支払うことで、在学中の修繕や体型の変化などによる交換に応じる。同高によれば、約150人いる新入生のうち、1割程度がレンタルを申し込んだという。

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