18歳の意識を国際比較 日本は自己肯定感・有用感が最低

 日本財団はこのほど、日本、米国、英国、中国、韓国、インドの6カ国の17~19歳の男女に行った意識調査の結果を公表した。日本は「自分には人に誇れる個性がある」や「自分は他人から必要とされている」などの質問に肯定的に答えた人の割合が6カ国中最低で、以前から指摘されてきた自己肯定感や自己有用感の低さを物語る結果となった。

 調査結果によると、自分自身のことについて、「自分には人に誇れる個性がある」「自分は他人から必要とされている」「勉強、仕事、趣味など、何か夢中になれることがある」「自分のしていることには、目的や意味がある」「自分の人生には、目標や方向性がある」の各質問項目で「はい」と答えた人の割合で、日本はいずれも最下位だった。

 その一方で、「日々の生活で不安やゆううつを感じる」という質問項目で「はい」と答えた割合は1位だった。

自身に関する質問への肯定的な回答の状況(提供:日本財団)

 また、自分の将来や目標について尋ねた質問に「はい」と答えた割合をみると、日本は▽将来の夢を持っている 59.6%▽自分の将来が楽しみである 57.8%▽社会が今後どのように変化するか楽しみである 54.0%▽多少のリスクが伴っても、新しいことに沢山挑戦したい 49.0%▽多少のリスクが伴っても、高い目標を達成したい 44.9%▽リスクのある挑戦よりも、経済的安定を重視する 70.4%▽リスクのある挑戦よりも、心理的安定を重視する 68.3%――で、全ての質問項目が最下位だった。

 さらに、「自分は大人だと思う」と答えた割合は最低の27.3%で、英国(85.9%)や米国(85.7%)と比べて圧倒的に低く、2番目に低い韓国の46.7%と比べても、19.4ポイントもの開きがあった。

 同調査は1月26日~2月8日に、6カ国の17~19歳の男性500人、女性500人ずつにインターネットで聞いた。

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