子ども向け電子書籍読み放題サービスなど GIGA対応で本格始動

 GIGAスクール構想に対応した新たな読書環境を提供しようと、児童書出版社のポプラ社は4月6日、記者会見を開き、電子書籍プラットフォーム「Yomokka!(よもっか!)」や、子どもたちの調べ学習を支援する「Sagasokka!(さがそっか!)」の本格始動を発表した。よもっか!では、同社以外の出版社も複数参加し、電子書籍読み放題のサブスクリプションサービスとして展開する。

 同社はGIGAスクール構想に対応し、教育ICT事業を強化。1人1台端末をフル活用した読書体験や探究体験を提供するための、本と学びのプラットフォームの開発に注力してきた。

 昨年度から無料トライアルを行ってきたよもっか!は、理念に賛同する講談社や岩波書店など、大手出版社も含む複数の出版社の参加が決まり、子ども向けの電子書籍読み放題サービスとして進化。ランキング機能や学年に応じてお薦めの本がランダムに表示される機能などを設け、デジタルだからこそできる本との出合いを提供する。

子どもたちの調べ学習を支援する「さがそっか!」(ポプラ社提供)

 また、同社が手掛ける子ども向け百科事典『ポプラディア』と連携したウェブサービス「ポプラディアネット」の後継となるさがそっか!は、ポプラディアを起点としたインターネットも含めたさまざまな情報源を活用した調べ学習をサポート。『ポプラディア』の編集部がえりすぐった関連ウェブサイトへのリンクや、自分が調べて重要だと思った項目のコレクション、調べて分かったことをまとめる「情報カード」などの役立つ機能がある。

 同社こどもの学びグループの平瀬律哉グループ長は「学校現場において、子どもたちを取り巻く環境が大きく変わっている今こそ、子どもたちが手にする端末に、本にまつわるコンテンツがある状態をつくり、よりいっそう本が身近にある環境にしていきたい」と、デジタル環境を生かした豊かな読書体験を提供する必要性を強調した。

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